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\永富教授の/
ランナーのための
「食べるを科学する」

炭水化物を抜くべからず!
「食べるが勝ち」の体づくり

とにかく速く走りたいランナーも、ひたすら楽しく走りたいランナーも、「走り抜く」ための体づくりに関心が高いのは皆同じ!そこで、『ランメシ!』アドバイザーの東北大学大学院医工学研究科・永富良一教授に、最新の科学的見地にたった「ランナーと食」についてのお話を伺いました。

アスリートにとって「食べること」は「ガソリン補給」です。一言で言ってしまえば「たくさん食べた人が勝ち!」例えばシンクロナイズドスイミングの日本代表選手たちは、体重50kgに対して一日5000kcalを摂取している。かつてハンドボールの日本代表が、コートの脇に牛乳とロールパンを準備して、食べながら練習に励んでいたことで、運動力も上がり、強くなったことも事実です。最初は吐いたり、胸焼けがひどかったりしますが、次第に慣れてくるのです。マラソンも同じ。トップ選手は女性でもトレーニング期には普段の食事で、体重1kgあたり80kcalとっています。体重45kgの選手だったら、毎日3600kcalを食べていることになります。そして日頃からしっかり食べることが、胃袋を鍛える唯一の方法です。走りながら食べられる人は圧倒的に強いのです。

また、ランナーにとっては「炭水化物抜きダイエット」なんてもってのほか。絶対NGです。炭水化物を摂取することと、運動の持続時間の関係は研究で証明されています。筋肉のガソリンはグリコーゲンであり、そのためには、炭水化物が一番効率の良い栄養素です。炭水化物を取らないとグリコーゲンが少なくなり、すぐに疲れを感じてしまいます。炭水化物は、疲労回復や持続持久力の強い味方なのです。ただし、炭水化物だけだとビタミン不足になりますので、肉や魚や野菜もバランスよくとることをお忘れなく。

永富良一
東北大学大学院医工学研究科教授・副研究科長。医学博士。運動・スポーツ医科学の専門家。子どもから高齢者まで、虚弱者からスポーツ選手まで、故障しない元気な体づくりの研究を推進している。

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