2015年度「グッドデザイン賞」を受賞

“ランナーも、ランナーじゃなくても楽しいお祭りマラソン”こと東北風土マラソン&フェスティバルは、このたび、有形無形を問わず「よいデザイン」に対して贈られる、2015年度「グッドデザイン賞」を受賞いたしました。前身を含めて1957年から60年近くにわたって続くグッドデザイン賞において、マラソン大会の受賞は初(当法人調べ)となります。
http://www.g-mark.org/award/describe/43249

 
今回の受賞を励みに、2016年の開催に向けて、更に多くの方が東北に足を運び、その食と日本酒、自然と風土を味わっていただけるイベントにすべく尽力してまいります。今後とも何卒ご支援の程、よろしくお願いいたします。

 
なお、10月30日(金)から11月4日(水)まで東京ミッドタウンにて開催される受賞展「GOOD DESIGN EXHIBISION 2015」に出展予定です。こちらにもぜひ足をお運びいただければ幸いです。受賞展の詳細はグッドデザイン賞のウェブサイトをご確認ください。

 

受賞理由

マラソンコース内で東北各地の「食」と日本酒の仕込み水を提供するフードマラソン。東北復興をテーマにマラソンと日本食という意外な組み合わせによって、 参加者に土地の魅力を軽快に発信していくアイデアが評価された。その他、食に関係したイベント「登米フードフェスティバル」や「東北日本酒フェスティバル」などが同時開催。他との連携もあわせて東北と世界をつなげる一大イベントへと発展しつつある。

 

コメント

一般社団法人東北風土マラソン&フェスティバル代表理事 竹川隆司
私たちは、大会企画時から、いかにして国内外から東北地方に足を運んでいただき、東北の魅力を肌で感じでもらえる機会を創造できるかを熟慮し、検討を重ねてまいりました。その結果たどり着いた答えが「東北風土マラソン&フェスティバル」という形でしたので、この度そのアイデアをご評価いただけたこと、大変嬉しく思っています。受賞コメントでいただいたように、本イベントはまだ「発展しつつある」段階でございますので、今後さらに発展を重ね、「東北と世界をつなげる一大イベント」にできるよう、皆で力を合わせて取り組んでまいりたいと思います。日頃よりご協賛・ご協力いただいております方々に、改めて御礼申し上げます。

 

「グッドデザイン賞」とは

グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。
グッドデザイン賞では、「デザイン」は我々の生活をより豊かにするための「終わりのない継続的な創造的思考活動」と定義します。デザインを「活動・行為」として見た時、そこに求められるものは「思想や理念」であり、新しく生み出された物事はその「ひとつの解」として位置付けられます。グッドデザイン賞においては「そのひとつの解が目的に対して適切であるか?」ということも問いますが、その解を導き出すにあたり込められた思想や理念、またその解を導き出すまでの方法論にも重きを置き、「今後の社会において創造の連鎖を導くものであるか?」ということも同時に問います。この点がグッドデザイン賞の大きな特徴です。
グッドデザイン賞では有形無形を問わず、様々な物事を応募対象として受け付けます。また、審査においても名詞としてのデザインのみならず、その裏側に潜むプロセス、思想、意義など、様々な面を考慮し、総合的に判断を行います。
現在、グッドデザイン賞では、家電やクルマなどの工業製品から、住宅や建築物、各種のサービスやソフトウェア、パブリックリレーションや地域づくりなどのコミュニケーション、ビジネスモデルや研究開発など、様々な物事が応募されます。
※グッドデザイン賞のウェブサイトを参考に当法人まとめ

2015年9月29日