(写真の一部は2014〜2018大会のものを使用しています)
爽やかにスタートをきり、まだ足取りも軽やかなランナーの皆さまをお迎えするのは第1エイドステーション「青森のりんご」。フレッシュなりんごの弾ける甘酸っぱさとともに東北グルメめぐりスタートです。
いきなり日本酒!?いや失礼、こちら清涼なる登米の土地、地酒澤乃泉の蔵元から汲み上げて参りました「仕込み水」でございます。メイン会場の「東北日本酒フェスティバル」には東北各地からの100銘柄をこす日本酒が大集結しておりますが、ランナーの皆様にはまずこちらにて勝利の美酒への期待を膨らませていただきたく。
「桃のつけもの⁈」とランナーが口を揃える驚きの一品。口入れた瞬間甘酸っぱさが広がり、それからほんのり桃の香り。まるでスイーツのようなお漬物。「ももぴくるす」の虜になり、お土産で買って帰る人も続出。
三陸で水揚げした新鮮な銀色のさんまを、秘伝のタレで丁寧に炊きあげる「金のさんま」。代々守られてきた郷土料理がランナーの心と体を励まします。ランナーから“白米リクエスト”が一番多いメニュー。
「そろそろ塩分が欲しいな」と思う頃にやってくるのが第4エイドステーションの「いぶりがっこ」!ポリポリと噛んでいると香ばしい木の香りが口一杯に広がります。日本酒欲を抑えて、目指すは完食&完走!!
登米地方の郷土料理「はっと汁」。美味しすぎてご法度になったことがその名の由来とか。宮城県産小麦をこねて、耳たぶ程度にのばしてちぎり、お汁にいれます。醤油ベースの出汁と登米地方のソウルフードである油麩もたっぷりいれてランナーの心とカラダを温めます。
パリッと噛めば肉汁が溢れ、熟成豚の旨味が口いっぱいに広がるのは第6エイドステーションの「あらびきソーセージ」。宮城県産の豚肉を長時間熟成し「素材・味・製造方法」にこだわった登米市自慢の一品。
第7エイドステーションは気仙沼産のふかひれを使用した「ふかひれ濃縮スープ」。ふかひれと、コクのある鶏・豚ガラスープの相性は◉。東北のツンと冷えた空気の中で飲む熱々の本格ふかひれスープ、御賞味あれ。
まん丸の可愛いカタチ、よ〜く染み込んだやさしい味、さらに想像以上の歯ごたえの良さと三度楽しめるのは山形名物の「玉こんにゃく」!アップダウンの後の疲れた身体に100年続く昔ながらの味が沁みわたります。
牡鹿半島の森と海の栄養をたっぷり含んだ身がぷりっぷりの石巻市牧浜産の牡蠣をボイルしてご提供。「牡蠣にケチャップ⁈」これが相性バッチリ!東日本大震災で被災した漁師さんたちからの“恩返し”。数量限定!早い者勝ちです!!
川内村名産のそば粉の香りと甘いワッフルの絶妙なバランスが最高!復興支援のため、そして川内村の未来のために大学生がベンチャーで立ち上げた事業。スイーツと大学生のパワーでチャージ完了!
東北風土マラソンアンバサダーシェフの三國清三シェフにより東北風土マラソンのために考案された特別メニューの第一弾。福島産のトマトとはちみつを使った「トマトとはちみつのとろとろゼリー」。まさにカラダが欲していた味です。トマトの酸味とはちみつの優しい甘さにほっとします。
1周目最後の一品は「蔵王タルト」。こちらJAL国内線ファーストクラスで選ばれている珠玉の一品!まろやかで芳醇なタルトはまるでフルコースのデザートのよう。
1周走ってそろそろお腹が空いてきた頃。2周目最初のエイドステーションは宮城県が誇る名産「笹かまぼこ」。厚焼きでふっくら&モチモチして粋がよく、腹持ちも良さそう。残り20キロ!目指せ完走&完食!!
地元登米産のみずみずしいきゅうりに、しその葉と梅の風味が効いた合わせ味噌。この絶妙な組み合わせが疲れたランナーのカラダに沁みわたります。かき立てれる日本酒欲をぐっと抑えて!ゴールまでもう少し!!
エイドステーション2の「初恋さくら」は米麹甘酒で、爽やかな酸味とやさしい甘さが特徴。甘酒が苦手な人でも飲みやすく、外国人ランナーにも大人気。「飲む点滴」と称されランナーの強い味方です。
「ネバネバ」「トロトロ」「シャキシャキ」一度食べたらクセになる「あかもく」。その味と食感、そして栄養価の高さで今、注目の海藻です。喉ごしも良く、特に女性ランナーは大喜び。
栄養とエネルギー豊富なメニューが続く2周目のエイドステーション。お次は山形県最上地方で栽培されている貴重なそば粉を使用している「最上の早生そば」。香り高く、甘みコシ共に強くて食べ応えも抜群。
湖畔に吹く冷たい風中で、あたたか〜い「めかぶの味噌汁」はいかがでしょう。めかぶのネバネバ、コリコリした食感とお味噌の塩分と出汁が体の芯まで温めます。さぁ、残るところあと4食!楽しんで!!
しょっぱいものが続いたのでお次は福島県の特産「あんぽ柿」。表面は干し柿の歯応えで、その後にゼリーのようなトロリとした舌触り。ほんのり甘く懐かしい味は外国人ランナーにも喜ばれました。
「餃子にわかめ?」と思いきや・・・「合う!」わかめとは思えないほど肉厚でシャキシャキとした歯応えと味わい、そして肉の旨味が口いっぱいに広がります!ゴールまでもう少し。ファイト〜!
エイドステーション9が近づくにつれて、香ばしいお肉の香りが食欲を駆り立てます。大変長らくお待たせしました!メインディッシュは「登米市産仙台黒毛和牛のサイコロステーキ」です。焼き立ての最高級・仙台黒毛和牛を堪能してください。
1周目同様、JAL国内線ファーストクラスで採用されている濃厚なチーズケーキ。焼き目の香ばしさがクリームチーズの味を引き立たせ、心地よい上品な甘さ。フルマラソンのフィナーレを飾るにふさわしい最高のデザートです。JALのCAさんが提供してくれて美味しさ倍増です!
5キロマラソンのエイドステーションは、しっとりしたパイ生地にずっしりとした餡で食べ応えバツグンの「釜石ラグビーパイ」。ラグビーW杯だけでなく、東北風土マラソンも盛り上げてくれました!
5キロのエイドステーションもう一品はフレッシュな「いちご」をご用意しました。完熟した甘さと甘酸っぱい香りが口いっぱい広がります。乾いたカラダが潤ったところで、ゴールまで一直線!
濃厚なホワイトソースに牡蠣の旨味がたっぷり入った「牡蠣のクリームスープ」。寒空の下では、美味しさが倍増します。体の芯まで温めて、タスキをつなげてください!
リレーランナーの皆さんを盛り上げるのはブランド豚「伊達桜ポーク」。豊かな自然の中で大切に育てられた「伊達桜ポーク」は柔らかくて、みずみずしく、噛めば噛むほど旨味がジュワ〜ッ。
脂ののった石巻ブランド「金華さば」と栄養満点のムール貝に、たっぷり野菜が入った贅沢な本格和食。その名も「金華さばとムール貝とたっぷり野菜のお碗」。海の幸とお野菜を和のお出汁が引き立てます。
リレーランナーだけの特典「ノンアルコールドリンク」第1弾は「ホットワイン」です。気分はフランスのメドックマラソン!寒い季節に身体を温めてくれるといえば、やっぱりコレですね。弘前産りんごを一口添えて召し上がれ。
「ノンアルコールドリンク」第2弾は青森県弘前産りんごを使った「シードルカクテル」です。ランとホットワインで火照った身体にシュワシュワ〜ッと。。。気分だけはほろ酔いで、気持ちよく快走してください!
「ノンアルコールドリンク」第3弾は奥入瀬サイダーを使った「ロゼスパークリングワイン」です。奥入瀬の源流水が30%入ったサイダーとは、なんと贅沢な。爽やかなのど越しで、特に女性ランナーが喜んでくれました!
リレーマラソンでも日本酒仕込み水をご堪能いただけます。酒造メーカーひしめく宮城県大崎地域から、一ノ蔵の仕込み水をご提供。伝統の酒造りを続ける本社蔵で組み上げる地下水です。駆け抜けながらまずは全身に大崎の美水を仕込む!仕込んだ後は東北日本酒フェスティバルへどうぞ。
★リレーマラソンでは他にも、MENU 01 青森のりんご、MENU 07 あらびきソーセージ、MENU 09 玉こんにゃくが提供されました!
親子ランのエイドステーションは、子どももおとなも大好きなチーズケーキ。濃厚なチーズのなめらかな口当たりにサクサクのクッキーの食感とブルーベリーの甘酸っぱさが合わさって、笑顔の花がいっぱい咲いています。
最後は…宮城県登米産のツヤツヤお米で炊いたご飯に、南三陸でとれたピチピチ鮭をinしたおにぎりでゴ――――ル!おかげさまで「ゴールする頃にはお腹いっぱい」との呼び声高い我らが東北風土マラソンですがゴール後もお腹いっぱい間違いなし。
リ・オ・レとは米をミルク煮したフランスのデザートのこと。それに甘煮したパプリカとクラッシュした日本酒ゼリーをトッピング!混ぜて食べるとそれぞれが奏でるハーモニーが絶妙!三國シェフ、感動しました。
ゴール場所メイン会場にて同時開催の東北日本酒フェスティバルには100銘柄を超える東北の日本酒が出展!完走ランナーの皆様には5杯分の無料利き酒チケットが配布されました。会場でしか味わえない秘蔵の酒も出ていたとか・・・走って、食べて、飲む!東北風土マラソン&フェスティバルをとことん楽しむランナーと来場客で終日沸き返る一日でした!